昭和の日ー今津浜に吟行

 四月二十九日は天皇誕生日ーみどりの日ー昭和の日と変わり,我がbirthday66回目となりるれろ。

 句会仲間と西宮の今津浜へいざ吟行となった。三百年の風雪をたえぬいてきた常夜灯があり、江戸時代に回船の

 道しるべとして灯りをとも続けてきた。摂津,灘の江戸への(くだりもの),酒、油、綿、紙などが今津浜より

 樽回船に積まれ輸送された。浜に立ち江戸時代を想像し,堀江健一のヨットを思い、たっぷり潮風をうけて、

 <僕の細道>五/七/五 となりるれろ

      春潮と逢瀬重ねし常夜灯

      黄砂ふる雲を突っ切る湾岸線

      春の海むかし回船いまタンカー

      青葉潮のそりのそりと巨船くる

      海市よりタンカーぬっと出現す

[2012/05/08 15:46 ] | 未分類 | コメント(0) | トラックバック(0)
海女小屋

   真珠の小箱ー長寿テレビ番組のロケで三重県和具を巡った。映画監督の誘いに乗って海女が集まる小屋を訪ねた。監督は一升瓶を差し入れ、海女たちのたき火の座の中へ、ぼくも、ひょこひょこ、こんばんわ。
元気、頑丈、おっかさん、潮に生きる女性五人、最高齢80代。一升瓶が底をみせるまで,海女たちはたくさん,話してくれた。『アワビが禁漁期になると,私らは韓国まで潜りにいった。行きも帰りも手漕ぎの伝馬船でな』



     海女小屋に酒一升のはなしあり       

     磯笛の拠りくるところメオト舟
    
四月の雑詠とまいりましょう。

     そのハンガーどこから来たのカラスの巣

     巣営やカラス一級建築士

     空に解け心に解けるさくらかな

     かろき蝶草上花下をひらひらり

     つばめくる椀の漆が乾く朝     
      
[2012/04/10 16:16 ] | 未分類 | コメント(0) | トラックバック(0)
啓蟄に詠む
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三寒四温の四温が五になり,六になって,花さくわ、虫くるわ、春がきたきた、やって来た。



海鼠腸(このわた)を前に迷えるリアリスト

脇役の苦みあっぱれ蕗の薹

猪汁や三千院の猿はどこ

かぶら菜の渡世一宿糠の床

ふき味噌や大石悦子の匙かげん

富士川の岸に咲ふ(わらう)やさくらえび

立つ女座る女に雛の壇

啓蟄や犬の鼻先ひくうなる

春動くニコンフォ―カス指さきに
[2012/03/06 15:53 ] | 未分類 | コメント(0) | トラックバック(0)
2012 新年に詠む
  1月1日、お正月.柏手打って,お屠蘇をいただく。黒豆,ごまめ、かずのこ、ごぼう、こんにゃく、くわい、
  れんこん、にんじん、だいこん、しいたけ、蒲鉾、鰆の生ずし、なまこ、お膾、おせち料理と日本酒。
  雑煮はこぶだし白みそにだいこん、にんじん、焼き豆腐、もち。飲んで、食って、だべって、笑って、あとは
  寝るだけ.2012年の365分の1が過ぎてゆく。今年もぎょうさん五七五、書きます、歌います。


     さんにんの時間ばらばら小豆粥

     人日や朱塗りの椀に粥七分

     人日の月招(よ)ぶ雲のうすまぶた

     人と人ぶつかりあって関東煮(かんとだき)

     とんど火やむすんでひらいて掌(たなごころ)

     欲望という名の電車海鼠腸(このこ)抜く      
[2012/01/17 16:47 ] | 未分類 | コメント(0) | トラックバック(0)
極月(12月)に詠む
今年も残すところ、あとわずかとなりました。東日本大震災、原発、重苦しい1年だった。これからの、未来をどう描くのか、考え、語り合い、歌って参りました.

大阪天王寺から阪堺電車にのり,住吉大社へ行く。
   
     イスラムのショールが渡る太鼓橋

     枯れ菊を焚くや大社の裏門に

     極月の固き財布や花の市


12月16日は桂信子の忌日。

     信子忌は豆腐ぎょうさん買いにゆく

     信子忌に五弁椿の照り白し

師走に詠む。

     冬が石段にすわってる

     ルミナリエ消ゆるを待ちて月欠ける

     月欠くる冬の星座のどまんなか

     冬凪に淡路泉南近づきぬ
[2011/12/20 15:34 ] | 未分類 | コメント(0) | トラックバック(0)
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